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自民党「農業構造転換推進委」が初会合、米政策の見直しに着手

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 自民党の農業構造転換推進委員会は9月10日、初会合を開いた。既報の通り、「農業構造転換集中対策」への対応を目的に設置された委員会で、委員長は江藤拓前農相。食料安全保障強化本部(森山裕本部長=元農相)と総合農林政策調査会(宮下一郎会長=元農相)のもとに設置した。

 広く農政全体のテーマを取り扱い、令和9年度以降の米政策の見直しや、政府備蓄米の制度見直しなども、総合農林政策調査会との合同会合の場で議論する方針だ。

 委員会ではまず、短期対策として10月中に、米の生産・在庫・需要量の精度向上に取り組み、流通実態を需給見通しに反映させる考え。

 並行して中長期対策の議論を進め、「新たな水田政策」「コストを考慮した合理的な価格形成」「米の安定供給」「政府備蓄米の制度」などのテーマに取り組む。

 また、委員会のひな壇には江藤委員長、宮下調査会長、森山本部長、小野寺五典氏(政調会長)、野村哲郎氏(元農相)、上月良祐事務局長(農林部会長)が並んだ。今後は、ひな壇のメンバーを中心とした幹部による分科会(非公開)で議論を進め、その内容を委員会へ下ろしながら取りまとめていく方針。

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