神明グループで食材宅配事業を手がける㈱ショクブン(愛知県名古屋市、吉田朋春社長)は5月13日、令和6年(2024)3月期決算を公表した。連結ベースで、売上高63億93百万円(▲8.9%)、営業利益51百万円(▲74.7%)、経常利益50百万円(▲73.7%)の減収大幅減益で、当期純損失15百万円(前期は2億68百万円の当期純利益)を計上している。
「行動規制の緩和による、中食機会の減少による影響が大きく厳しい結果となった」とする一方、「これを機に事業構造の大幅な見直しに着手した」とコメント。「製造の現場においては、シフト制と多能工化などの積極導入による作業工程の見直し、作業の自動化、作業工数の削減に重点的に取り組み、個人宅への配送の現場においては、配送効率の自動化と『自由な働き方』に対応できる仕組み」を作り、これらの効果は徐々に表れてきているので、今後もコスト構造の改善は継続して取り組んでいく」としている。
令和7年(2025)3月期の連結業績は、売上高67億54百万円(+5.7%)、営業利益1億45百万円(+184.3%)、経常利益1億45百万円(+190.0%)、当期純利益1億45百万円を見込む。
《㈱ショクブン役員人事=6月26日付》
△取締役(新)恒川穣
△退任(取締役常務執行役員)塚本一郎
△退任(取締役)東光法
△社外取締役〈監査等委員〉(新)荒木正史
△社外取締役〈監査等委員〉(新)永井聖子
△退任(社外取締役《監査等委員》)奧村哲司
△退任(社外取締役《監査等委員》)大西孝之