全国水土里(みどり)ネット(全土連=全国土地改良事業団体連合会、二階俊博会長)はこのほど、「未来へつなごう! ふるさとの水土里 子ども絵画展2023」入賞作品を発表した。全国の小学生らが対象で、「農村を守り、次世代へと引き継いでいくため、子どもたちに『田んぼ』『畑』『農業用ため池』『農業用水路』のある風景や、大切な水路を守っている人たちの姿を通して、水の循環や環境保全への理解をうながす」ことが目的。今年は3,021点の応募があり、入賞31点、地域団体賞52点、入選142点、佳作175点を決定した。受賞作品は東京・上野の東京都美術館で12月5日から展示する(12月11日まで)。
入賞のうち「全米販ごはん彩々賞」には、千葉県・多古町立中村小学校2年の澁谷晃多さんが描いた「おかまでたいた ふっくらごはん」を選出。選者である全米販の木村良理事長は「炊き立てご飯を豪快にほぐす姿が生き生きと描けています。お母さんの笑顔からご飯を囲む賑やかな食卓が想像できます。羽釜で炊いた美味しいご飯を忘れずにいてくださいね」とコメントしている。