◇ 星野リゾート、来年1/15から米糠・籾殻を使った「発酵ぼかしバスタイム」

 ㈱星野リゾート(長野県北佐久郡軽井沢町、星野佳路代表)が運営する「リゾナーレ那須」(栃木県那須郡那須町)は来年1月15日から、「発酵ぼかしバスタイム」を開催する。米糠、籾殻、水を混ぜ合わせ発酵させた肥料「ぼかし」が入った50℃前後の浴槽に浸かることで、「体の中から温まり、リフレッシュできる」プログラム。浴槽一つあたり、米糠180kg、籾殻72Lを使っており、ともに地元の商店やインターネットから調達している。昨年から実施しているプログラムで、前回は4組6名の利用があった。今回は新たに、ぼかしを使ったアイピロー作りや、ジンジャードリンクの提供を始めるとし、週1~2件の利用を見込んでいるという。1日1組(2名)限定、1組あたり2万4,000円(税・サービス料込)。来年3月15日まで。
 なお同施設では令和3年(2021)から、播種から収穫、脱穀、精米作業までの「米の一生を体験」できるプログラム「お米の学校」を実施。「生産者として米を育てる作業と、消費者として米を食べる体験を通じ、SDGsの目標4『質の高い教育を皆に』の達成に貢献する」としている。