日立グローバルライフソリューションズ㈱(東京都港区、大隅英貴社長)は6月上旬、㈱八代目儀兵衛(京都市下京区、橋本儀兵衛社長)監修のIHジャー炊飯器「ふっくら御膳」(RZ-V100HM)の販売を開始する。「ごはんの甘みを引き出し、粒立ちよく」炊き上げる日立独自の炊飯方式「圧騰(あっとう)甘み炊き」を搭載したもの。
「圧騰甘み炊き」は、八代目儀兵衛の土鍋窯の炊き技を取り入れた炊飯方式。「じっくりと浸して米の芯までしっかり吸水」させ、最高1.3気圧の圧力で、「大火力の加熱」と「高温蒸らし」を行うことで、「米老舗が認めるおいしいごはん」を実現したという。
炊飯時に発生する蒸気は、本体にためておき、蒸らし時の高温スチームとして使用。蒸気が「ほとんど」出ることがないため、スライド式の棚の中でも「蒸気がこもらず」、炊飯器の置き場に困らないという。内釜はカーボンフッ素加工を施し、「そのまま」洗米できるほか、重さも約790gと「軽く、持ち運びや手入れも簡単」とアピールしている。
また「快速コース」を少量炊飯にも対応し、2合を約26分で炊飯することができる。炊飯容量5.5合。フロストブラック、フロストホワイトの2色。オープン価格。