◇ 木徳神糧、第1四半期は増収減益

 木徳神糧㈱(東京都千代田区、鎌田慶彦社長)は5月8日、令和6年(2024)12月期第1四半期決算を公表した。連結ベースで増収減益、四半期純利益も減益を計上している。
 主力の米穀事業は、「米穀事業の国内販売において、令和5年産米の取引価格が上昇するなか、業務用向け販売が堅調であったことに加えて家庭用需要が回復したこと」で増収となったものの、「米穀の調達価格が大幅に上昇したことや、昨年夏の猛暑を要因とした令和5年産米の品質低下による精米歩留まりの悪化」などにより減益となった。