◇ 木徳神糧、一般消費者向け「バスマティライス」販売開始

 木徳神糧㈱(東京都千代田区、鎌田慶彦社長)は5月1日、一般消費者向け「パキスタン産バスマティライス」の販売を開始する。提携するパキスタン最大手の精米輸出業者ガリブソンズ社が展開するプレミアムブランド商品「ムガル(Mughal)」を販売するもの。
 パキスタン・パンジャーブ地方で栽培されている「非常に長い粒形」のインディカ米で、高アミロースが特徴。「パラパラごはん」が炊けることから、ビリヤニやカレーなどのエスニック料理と「相性が良い」という。食べ方が分からない人のために、商品の裏面には「美味しい炊き方」を記載している。200g、参考小売価格は税抜340円。小売店や専門小売店で販売展開していく。
 これに先行して、木徳神糧は3月から「業務用5kg商品」を外食向けに販売している。今回の販売は、「一般消費者の認知度を高めるため」だとし、今後、パキスタンフェスティバルへの出展も検討しており、「バスマティライスの普及に繋げる」としている。