◇ ヤマタネ第3四半期は増収減益も最終増益、米は増収大幅増益

 ㈱ヤマタネ(東京都江東区、山﨑元裕社長)は2月2日、令和6年(2024)3月期第3四半期決算を公表した。それによると、連結ベースで増収減益となったものの、最終益は増益を計上している。
 物流部門で海外引越の扱いが前期を上回り、食品部門でも米穀販売数量が増加したため、増収。だが人件費の増嵩、物流部門での外注コストの増嵩のほか、㈱ショクカイをはじめとするM&Aに伴う費用計上などから、営業利益、経常利益段階まで減益となった。ただ、埼玉県さいたま市岩槻区に保有していた遊休不動産の売却による固定資産売却益や投資有価証券売却などにより、最終増益を確保している。
 令和6年3月期第3四半期の食品部門(米)は、前四半期の増収増益を維持した。量販店向け、外食向け販売の好調を受け、精米販売数量は+15.6%の5万3千玄米t。玄米販売は、米価上昇で市場流通量が減少した影響から、▲15.8%の1万5千玄米tとなった。総販売数量は+6.7%の6万9千玄米t。これら販売の堅調さに加え、印西精米センターの太陽光発電システム活用による電力費の抑制、㈱ショクカイの業績堅調などから、大幅増益となっている。