㈱ヤマタネ(東京都江東区、山﨑元裕社長)は1月23日、次期社長に内定している河原田岩夫副社長の挨拶文を以下の通り発表した。
新代表取締役社長 ご挨拶
この度、2024年6月21日開催予定の定時株主総会と臨時取締役会での承認を条件として代表取締役社長に就任いたします、河原田岩夫でございます。
当社グループは1924年7月3日に山﨑種二が創業した廻米問屋を基にしており、事業の変遷を重ね、現在は物流・食品・情報・不動産と4つの事業を展開しており、今年で創業100周年を迎えます。そして、創業者が大切にした想い「信は万事の本を為す」を企業理念として掲げております。
創業100周年という節目にタスキを引き継ぐにあたり、次の100年に向けてチャレンジ精神溢れる企業文化の醸成を目指すことが私の役割だと認識しております。
当社グループは「多様な人財が集い、社会に貢献する力を生み出す」をパーパスとして掲げており、社会インフラを支える企業として、社会に貢献していると自負しております。
コロナ下でも物流を支え続け、お米を食卓に届け続けた事は、象徴的な事例でございます。今後も社会課題解決型企業としてグループの総力を挙げて取り組んでまいります。昨年11月に開示いたしました「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」もその1つでございますが、急速に耕作放棄地化が進む棚田の保全活動に取り組んでまいります。100年にわたり、お米と共に歩んできた当社グループが取り組むべき重要な社会課題だと認識しております。
「企業文化は戦略に勝る」という言葉にある通り、企業価値向上の為に、より一層人的資本投資の拡充を進めて参ります。社内外の研修体制の充実、パーパス実現に向けた取り組み、グループ全従業員向けのRS(譲渡制限付株式)報酬制度の導入等様々な施策を通じて「遣り甲斐」と「誇り」が溢れる職場作りを目指して参ります。