◇ お弁当・お惣菜大賞 優秀賞の㈱オクモト、村上氏「見栄えも良かった」

 既報の「お弁当・お惣菜大賞2024」で㈱オクモト(広島県尾道市、奥本浩之社長)のおむすびが優秀賞に輝いた続報。受賞した「カリカリ梅と広島菜ごはんのジューシーとり天むすび」の開発者の一人、村上有規子氏(膳七事業部・総合企画部、管理栄養士)によると、今回の「お弁当・お惣菜大賞」には計7商品、応募したという。「当社が運営する『ごちそうおむすび膳七』では毎月、季節のおむすびを開発・販売しています。今回は、この中から特に『変わったもの』を選び応募しました」(村上氏)。優秀賞を受賞したおむすびを、村上氏は「店舗販売でも人気があり、一番売れ行きが良かったおむすびです。味だけでなく、見栄えも良かったことが受賞に繋がったと思います」と評価する。
 だが「5年連続の最優秀賞を狙っていただけに、(優秀賞を受賞したと聞いて)ダメだったかという気持ちです」とも。「『お弁当・お惣菜大賞』はその年に販売した商品が対象となります。現在、3~4月の季節のおむすびを開発中ですので、次回こそ最優秀賞を受賞できるよう、商品開発により力を入れていきたいと思います」(村上氏)。季節のおむすびは、ベースを村上氏が考案し、これに㈱オクモト膳七事業部の中村高弥部長のアドバイスを反映させ作り上げている。

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㈱オクモト膳七事業部・総合企画部で管理栄養士の村上有規子氏