◇ ビジョンバイオの米DNA品種鑑定、鑑定可能品種数の国内最多更新で658品種

 検査試薬開発販売、受託検査サービスのビジョンバイオ㈱(福岡県久留米市、塚脇博夫社長)は8月16日、米品種判別検査の鑑定可能品種数を拡充する。同日から11品種を追加、国内最多の鑑定可能品種数を更新、合計658品種とする。
 米のDNA品種鑑定は、「対象品種の原種DNAと一致すること」と「対象品種以外の原種DNAと一致しないこと」を判定基準としている。このため検査精度を高めるためには、鑑定可能品種数の多寡がカギになる。ビジョンバイオ㈱の米DNA品種鑑定は、異品種混入の有無を確認する定性検査で1万2,000円(税別)からラインナップしている(検査日数は5~6営業日程度)。
 今回追加したのは、うるち6品種、もち3品種、酒米(酒造好適米)1品種、飼料用米(専用品種)1品種の計11品種。拡充後の鑑定可能658品種の一覧は以下の通り。