◇ 6月1~3日の豪雨災害、全米販組合員に「大きな被害なし」

 6月1日から3日にかけて、台風2号の通過に伴い梅雨前線が活発化、四国から東海地方にかけて相次ぎ線状降水帯が発生し、豪雨災害をもたらした。全米販の組合員に対する聴き取りによると、大きな被害はなかった模様だ。6月6日までに、東海、中部、近畿、中四国の組合員からは、いずれも「大きな被害はなかった」との声があがっている。一部に「雨漏りがあった」との報告はあったものの、これは施設の老朽化によるもの。また近隣河川が氾濫した地域もあったが、こちらも「被害はなかった」としている。
 また野村哲郎農相は6月6日の閣議後定例会見で、「今、被害が出ているのが22府県」、延べ「27人の農林水産省職員を現場被災地に派遣し、早急に被害調査をやるように指示した」と述べている。