◇ 令和5年産水稲の平年単収、変動産地の生産事情

 農林水産省が3月16日に公表した令和5年産水稲の平年単収(10a当り収量)の続報。1.7㎜篩目幅で前年産に比べて変動があった産地の理由(生産事情)を、以下の通り説明している。
△北海道=561㎏(+5㎏)
・冷害による極端な減収リスクが低下している。
・近年の収量水準が平年収量を上回って推移している。
・安定生産に向けた栽培技術が定着している。
△茨 城=527㎏(+2㎏)
・収量水準の高い品種が増加傾向にある。

 また都道府県ごとの生産事情資料から品種構成を抜き出すと以下の通り。