復興支援に取り組む「復興支援・杉田商会」（東京都豊島区、杉田大代表）はこのほど、福島県浪江町コシヒカリを原材料にした草加せんべいとポン菓子の販売店舗の募集を開始した（12月１日付）。これまで道の駅なみえやオンラインショップを中心に販売を行ってきたが、「このままでは東日本大震災が風化する」との想いから、福島県外での販路拡大をめざすもの。
草加せんべいは、今年から生産を開始。道の駅なみえでは、月に500枚以上売れるほどの「好評」で、既に5,000枚を販売している。希望小売価格１枚108円（税込）。ポン菓子は、しょうゆ味、こざかな味、唐辛子＆カレー味をラインナップに、令和２年（2020）の販売開始から計１万個以上売れている。希望小売価格１袋324円（税込）。どちらも「お菓子にすることで、被災地の農産物を老若男女、様々な人たちに届けられる」として、商品化に至った。
