(一社)赤飯文化啓発協会(木村良代表)は11月23日の「お赤飯の日」に、東京・代々木の明治神宮で、赤飯の無料頒布会を実施する。令和元年(2019)以来、4年ぶり5回目の開催。「赤飯をより身近に感じられるよう」、赤飯の原料であるもち米、小豆、小豆の煮汁などの展示や、赤飯の歴史、日本のご当地赤飯を紹介する。会場は明治神宮参道脇フォレストテラス明治神宮前。午前11時と午後2時、各回先着900食。なくなり次第終了。
「お赤飯の日」は、同協会が平成22年(2010)に制定した記念日。古来日本では、11月23日の新嘗祭(にいなめさい)に、その年の収穫に感謝を込めて、赤飯の起源と言われる赤米などの五穀を奉納したといわれている。現在では11月23日は勤労感謝の日でもあることから、「働く人や家族を労う『ありがとう』の気持ちを込めて、みんなでお赤飯を食べてもらいたいという想いと、古来より日本人のハレの日の食卓に欠かせなかったお赤飯の歴史と伝統の継承を目的として制定」した。