佐賀県食糧㈱(佐賀県佐賀市、石井啓文社長)、㈱アグリック(熊本県熊本市、横尾信浩社長)、㈱サンフリード(長崎県長崎市、小田繁夫社長)、沖縄食糧㈱(沖縄県浦添市、中村徹社長)は10月1日から、「1kg×5円(ご縁)プロジェクト~子どもたちのえがおのために~」を展開している。「九州・沖縄からおコメを通して繋げる未来」をテーマに掲げた社会貢献活動の第1弾。各県の「子どもの食育」にスポットをあて、4社で統一商品を制作、販売1㎏につき5円を自治体や社会福祉協議会に寄付する。
企画の発端は、昨年11月の全米販・九州ブロック協議会。佐賀県食糧㈱からの提案により、今年2月から月1回のペースで会合を重ね、今回のプロジェクトが実現した。
統一商品「未来へつながるお米5㎏」は、産地・品種が各社で異なるものの、米袋は、㈱マルタカ(大阪府大阪市、山澄隆志社長)の環境に配慮した製品を使用する。来年2月29日までの実施予定。使用産地・品種は以下の通り(いずれも令和5年産、カッコ内は寄付先)。
△佐賀県食糧:佐賀夢しずく(佐賀市子育て総務課)
△サンフリード:長崎コシヒカリ(長崎県庁)
△アグリック:熊本ヒノヒカリ(熊本市こども政策課《熊本市こどもの未来応援基金》)
△沖縄食糧:佐賀夢しずく(沖縄県社会福祉協議会)
なお沖縄食糧㈱によると、今後の活動について、「今回の反省をしながら、また内容を変えながら活動は継続していく」としている。